Twonky Media Server(以下Twonky) の強制「データベースの再構築」方法
  
Twonky Ver.7 以降 では「データベースの再構築」ボタンが無くなりました。
メーカー曰く、TwonkyやNASの再起動で自動的に再構築されるとのことでしたが、そんなことも無く、状況によっては曲選択がうまくできないことがありました。
大元の原因は、音楽ファイルの不備によることが大半なのですが、それでも「データベースの再構築」は必要なことがあります。
メーカーへはずっと要請してきたのですが、2年経過しても改善が見込め無いので情報掲載いたします。

「データベースの再構築」。Twonkyでは、音楽ファイルからタグ(ID3タグ)情報等を読み取り、データベース化します。Kinsky等の操作ソフトで見ると、楽曲名やアーティスト名などから曲の選択ができますが、それらの情報は都度音楽データを見に行っているわけでなく、データベースから参照しています。
データベースは音楽データの変更や削除、追加が行われると更新されるのですが、不具合のある音楽データが入ってきたりすると整合性が取れずに不調になる場合があります。そんな時に「データベースの再構築」を行うと、いったんデータベースが消去され、音楽データからタグ情報を読み直して新規にデータベースを構築します。

以前はTwonkyに「データベースの再構築」ボタンがあって重宝したのですが、現在では機能が止められています。しかしながら、強制的に「データベースの再構築」を実行する方法がございます。

手順1
NASの管理画面からTwonkyを起動します。画面はファームウェアにより異なります。

twonky01-01
 
 
Twonkyの設定画面を開いて動作の確認をします。
twonky01-02
 
twonky01-03

ステータス画面を見ると楽曲数などを確認できます。

そして上部URLに注目。
ステータス画面では
「192.168.3.41:9000/webconfig」
(192.168.3.41 の部分はネットワーク環境により変化)
になっている「webconfig」の部分を「rpc/rebuild」に書き換えて「Enter」キーを押します。
twonky01-04

 
この画面が出てきて、Twonkyが再起動されます。

twonky01-05


また、ステータス画面に戻ります(戻らない場合はF5キーなどで更新してください)
twonky01-03

 これで「データベースの再構築」が完了です。