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用意したのは
OCZ Vector 256GB 8台
SAMSUNG 840Pro 256、512GB 各4台
最速SSD RAID対決です。

高速SSDは安定の領域に入ってきましたね。
担当MのSSD印象。詳細は別の話でやる予定なのでサワリだけ。

SAMSUNG 840Pro
ド安定の速さ。現在最強SSD。RAIDの相性は良い。
2007年SSD黎明期(当時はIDE)から評価は変わらないメーカー。830シリーズは壊れたことないですし、以前のモデルも圧倒的に故障は少ない。
歴史が古いことと、OEMの多さやHDDメーカーであったことが強みですね。ホスト側もよく理解している印象があります。
現在は、国内正規代理店がついたのでやりやすいです。昔は大変でした。

OCZ Vector
歴代最高品質かも?販売数が少ないので分母がSAMSUNGと比較になりませんが、動作も安定。今回RAID特性も確認できました。
2008年7月登場のCoreシリーズは画期的でした。SATA接続であることやドラスティックな価格が世界的に注目されました。それまでは32GBで6万円程度でしたが、Coreシリーズは3万円以下でした。
OCZ_Core_SSD
プチフリ対策をして高速になったVertexは一ヶ月待ちになるほどの人気。一時代を築いたメーカーですね。その後は大量販売路線で暴走してしまった感じですが、昨年後半に方針転換して品質にもこだわった製品としてVectorが登場しました。
今回は、Vectorの真価を見るテストですが、入手し辛い状況です。
堕ちたメーカー評判で触手が動きにくいことに加え、円安、NANDフラッシュの高騰などで高額な印象もあり悲運のSSDになりそうな感じ。

Intel 520シリーズ
さすがに世代がひとつ前なので、メーカーで選ぶ製品ですね。SandForce系なのでランダムに強いです。Intel製はRAID特性は良いのですけれど、トップスピード伸びないのであまり使いません。
故障率は普通な感じです。335シリーズとかはRAIDで使うSSDではないのでよくわかりません。

Crucial M500
Crucialの新製品として期待していたのですが、スペックが普通すぎですね。960GBモデルのみに注目が集まっている感じ。試してないので評価のしようがないです。今までのモデルは故障率普通。MicronさんはRAID対応などよくしてくれるので良い印象のメーカー。

PLEXTOR M5P
ブランド力が強いメーカーですね。単体での速度はトップクラス。
昔からRAID特性が悪いので、あまり使いません。最近対応ファームが出たようです。M2Pシリーズから要望を入れていたのになぁ。

TOSHIBA HG5d
まだ試してないです。TOSHIBA製SSDはSAMSUNG製と同じく昔から壊れない印象。RAID特性は相性が出る場合もあり、試してみたいSSDではありますが、流通の問題もあるので今後の展開次第でしょうか。以前のようにKINGSTON OEMとかが出てくれるとありがたいんですけどね。
とは言え、量販志向の代理店しか無いのがつらいですね。メーカーさんも取り付く島がないし。

ざっと最近の製品の印象ですが、RAIDで試すのであればSAMSUNGとOCZの2択。製品としてはトップスペックなのが重要ですね。



さて、気になっていたものの、なかなか用意できなかったOCZ Vector をメーカーからお借りすることができました。

さっそく試しましょう!

検証環境
CPU Intel Xeon E5-2620
MB ASRock X79 Extreme9
MEM DD3 1333 ECC 4GBx2
RAID adaptec ASR-71605 SGLLSI MegaRAID 9271-8i
(*検証環境がASR-71605Eになっていました。申し訳ございません。2014/10/21訂正)

LSI MegaRAID 9271-8i OCZ Vector
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LSI MegaRAID 9271-8i SAMSUNG 840Pro
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LSI MegaRAID 9271では、いつもより伸びが悪い気がしますが、3GB/sですね。最高の評価の高い840Proにそん色ないベンチ。


adaptec 71605 OCZ Vector
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adaptec 71605 SAMSUNG 840Pro
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最高速RAIDカードadaptec 7シリーズだと約3.5GB/s行きますね。840Pro比較でも誤差レベル。
それぞれRAIDカードのパフォーマンスを引き出す感じです。

総括
SAMSUNG 840ProやOCZ Vector 使えば簡単に3GB/sオーバーできる時代ですね。
もちろん、対応のCPUやマザー、RAIDカードの設定は必要ですけど。
SSD最強王座みたいなタイトルを付けましたが、トップレンジのSSDの差は出にくいです。
両モデルとも良いSSDですね。


OCZ Vector の印象
拍子抜けするほどあっさりトップパフォーマンスを発揮します。
OCZ製品だと5台以上のRAIDで不安定になるモデルもあったのですが、安定性も高いようです。
惜しむらくは前述のように価格が高いこと。他社も為替の影響で値上がりして目立たなくはなってきましたが、少し高めですね。
HDDと同じように個人的相性等でSAMSUNG製を回避したい方へは選択肢が増えるのは朗報だと思います。

OCZも良いSSDを作ってきました。機会があれば試してみてください。